テクニカルSEO監査

証拠がScreaming Frogのエクスポートから来ても、SpiderHeadのクロールから来ても、監査はすべて1つのチェックレジストリで動きます。重要度、証拠の取得元、修正方法は、ルールエンジンが読むレジストリと同じものから取るため、エンジンが裏付けられる以上のことを検出結果が述べることはありません。

できること

推測ではなく証拠

検出結果ごとに、URL、観測した内容、修正方法を示します。リンクに関する検出結果では、ページ内のどこにリンクがあるかも表示します。実行に必要なデータがないチェックは、合格ではなく、理由つきのスキップとして報告します。

  • 重要度のレベル:critical、warning、notice
  • リンクに関する検出結果には、リンクの位置とXPathを表示(Screaming FrogのInlinksエクスポートから取得)
  • すべての検出結果に、レジストリ由来の修正案を添付

カバレッジを正直に示す

レポートには、渡された証拠でいくつのチェックを実行できたかが表示されます。カバレッジが半分未満のときは、健全性スコアを表示しません。カバレッジが低いスコアには、証拠が十分にそろった実行とは比較できないという印が付きます。

  • スキップしたチェックは、不足している入力とともに一覧表示
  • 証拠が少なすぎる場合はスコアを出さない
  • エクスポートを追加して再実行すれば、カバレッジが上がります

検出結果からタスクリストへ

tasksフラグを付けると、監査はtasks.jsonとtasks.mdも書き出します。検出結果ごとに修正方法を添えた、開発者向けの優先順位つきリストです。同じ監査で、指定した重要度の検出結果があればCIのビルドを失敗させることもできます。

  • タスクリストはJSONとMarkdownで出力
  • criticalまたはwarningの検出結果があれば、ゼロ以外の終了コードで失敗
  • レポート形式:jsonとmd

3ステップで、スキャンを1件保存

  1. エクスポートを指定する

    Screaming FrogのCSVまたはXLSXのエクスポートを入れたフォルダを指定します。証拠をどの方法で集めても、すべてのチェックが同じレジストリを参照します。

  2. 証拠で実行できるチェックをすべて実行する

    各チェックの結果は、検出結果あり、問題なし、または必要なデータがないための理由つきスキップのいずれかです。

  3. 修正案をタスクリストで受け取る

    --tasksを付けると、tasks.jsonとtasks.mdが出力されます。検出結果ごとに修正方法を添えた、開発者向けの優先順位つきタスクリストです。

この機能のチェック項目

チェック項目意味重要度根拠
BROKEN_PAGE_4XXページが4xxのステータスを返すCriticalResponse Codes 4xxのエクスポート、URLとステータス
SERVER_ERROR_5XXページが5xxのステータスを返すCriticalResponse Codes 5xxのエクスポート、URLとステータス
TITLE_MISSINGページにtitle要素がないCriticalページのURL
BROKEN_INTERNAL_LINK内部リンクが4xxのURLを指しているCriticalInlinksエクスポートのリンク元ページとリンクの位置
H1_MISSINGページにH1の見出しがないImportantページのURL
CANONICAL_MISSINGインデックス可能なページにcanonical URLがないImportantページのURL
THIN_CONTENTページの単語数が少ないImportantURLと単語数
HEADING_BEFORE_H1ページ最初のH1より前に見出しがあるTipページの見出し構造

コマンド1つで実行

bash
seohead sf run --exports-dir ./exports --out ./report --tasks

先にインストールします: インストールガイド。どのコマンドも、AIエージェント向けのMCPツールとして実行できます。

必要なもの

  • Screaming FrogのCSVまたはXLSXのエクスポートを入れたフォルダ、またはクロールの開始URL
  • sf runのクロールモードに限り、ライセンス版のScreaming Frog CLI
  • エクスポートのオフライン監査にはAPIキー不要

制限事項

  • 必要な証拠がないチェックは、推測せずにスキップします
  • 実行できたチェックが少ない場合、スコアは表示されないか、比較できないものとして扱われます
  • Screaming Frog経由のクロールには、ご自身のライセンス版のインストールが必要です
  • レンダリング後のページに対するチェックには、静的なエクスポートではなくレンダリングを伴うクロールが必要です

よくある質問

Screaming Frogのライセンスは必要ですか?
エクスポートを読み取るだけなら不要です。sf run --exports-dirは、既存のScreaming FrogのCSVまたはXLSXファイルをオフラインで分析します。Screaming Frog CLIでのクロール(--crawl)には、ライセンス版のインストールが必要です。crawl-siteはSpiderHead独自のクローラーで、その結果も同じチェックで監査します。
実行に必要なデータがないチェックはどうなりますか?
理由つきのスキップとして報告します。合格として表示されることはありません。
監査でサイトに変更を加えますか?
いいえ。読み取るのはエクスポートか保存済みのスキャンです。クロールでは、設定した頻度で読み取り専用のリクエストを送ります。Screaming Frogでクロールする場合は--max-urls-per-secondで設定でき、最初は1〜2リクエスト/秒が無難です。
AIエージェントから監査を実行できますか?
はい。同じ監査をMCPツールとして利用できます:sf_audit_run、sf_audit_issues、sf_audit_summary、sf_audit_tasks。
検出結果に応じてCIのビルドを失敗させられますか?
はい。`--fail-on critical`または`--fail-on warning`を指定すると、その重要度の検出結果がある場合にゼロ以外の終了コードを返します。デフォルトは`--fail-on none`なので、そのまま実行しても検出結果では失敗しません。
結果はどこに保存されますか?
--outで指定したディレクトリに、ローカルのレポート(jsonとmd)として出力されます。アップロードはされません。