インベントリを作る
コンテンツ監査は、トラフィックのランキングではなく、日付付きのURLインベントリから始めます。URLごとに、ページの種類、想定する検索タスク、公開または改訂の状態、インデックス登録の可否、canonicalの指定先、レスポンスステータス、現在の担当者、根拠の情報源を持ちます。検索需要、検索クリック、アナリティクスのセッション、コンバージョンは、粒度も収集上の制約も異なるため、別の項目として追加します。
インベントリがあると、足りない部分が見えてきます。クリックのない記事は、新しい、計測されていない、内部リンクが弱い、のいずれかかもしれません。訪問のあるカテゴリでも、内容が不正確だったり、ブロックされていたり、重複していたり、在庫の裏付けがなくなっていたりします。監査の判断には理由を示します。都合のよい指標一つですべての結論を決めてはいけません。
適切なアクションを選ぶ
- 更新
- そのURLが固有のタスクを担っているものの、事実、鮮度、構造、アクセシビリティのいずれかに不足があります。
- 統合
- 二つのページが同じタスクに答えていて、一方に有用な内容と意図を集約できます。
- リダイレクト
- 廃止するURLに、同じニーズを満たす近い代替ページがあり、今後も続きます。
- 廃止
- 有用な代替ページがなく、内容や在庫の裏付けが実際になくなっています。
- 要調査
- 利用できるデータでは、測定の問題と、編集上または技術上の問題を区別できません。
検索需要と観測されたトラフィックは、答える問いが異なります。需要調査は、調べる価値のある言葉を示せます。パフォーマンスデータは、既存のURLが特定の期間にどう記録されたかを示せます。どちらも他方に足したり、他方の証明に使ったりしてはいけません。
重複の例を検討する
同じ仕様で製品を選ぶ方法を説明する、二つのURLを考えます。一つは短いカテゴリの紹介です。もう一つは日付のあるガイドで、同じ選び方のロジックを繰り返しているだけで、別のユーザー層も判断も加えていません。見出し、内部リンクの向け先、クエリグループ、有用な独自の根拠を比較します。固有のタスクを失わずに、残す説明を一方に収められるなら、有用な内容をそのページに統合します。そのうえで、古いURLを関連する最終ページに対応付け、内部リンクを更新し、最終的な経路を確認します。
- インベントリと根拠の日付を固定します。
- パフォーマンスを見る前に、URLのタスクを分類します。
- 事実、重複、インデックス登録、測定に関する検出結果を、別々に記録します。
- 更新、統合、リダイレクト、廃止、要調査のどれにするかを、理由を書いて選びます。
- 実施後に、公開ページか最終的なリダイレクト先を確認します。
過大評価せずに測定する
後で測定するときのために、変更前後の状態、対象のページ群、国、デバイス、期間を正確に残します。数値の動きは、季節性、計測の変更、競合するページ、別のリリースと重なることがあります。実施した編集上・技術上の変更は事実として、その後の検索やアナリティクスの動きは観測として記録します。