サイトに必須のページ一覧

サイトに必須のページと、会社概要・お問い合わせページがGoogleのE-E-A-Tに与える影響を、チェックリストとSchema.orgの例で解説します。

会社概要、お問い合わせ、各種ポリシーのページは、誰がサイトを運営し、どう連絡できるかを読者が確認する助けになります。価値があるのは、透明性があり確認できる情報を示すことです。これらのページがあること自体を、評価システムの近道やクオリティ評価者向けのチェック項目のように扱うのは避けてください。

信頼性のページとE-E-A-T

E-E-A-Tは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字です。アルゴリズムが直接参照するランキングシグナルではありません。Googleが品質評価者を通じてアルゴリズムを訓練するときに使う、評価の枠組みです。

検索品質評価ガイドラインは、評価者に次の点を明示的に求めています。YMYLサイト(金融、健康、法律)を評価するときは、サイト所有者の情報、連絡先、データの取り扱いポリシーが見つかるかを確認します。これらのページがないと、サイトのT(信頼性)の評価が低くなります。信頼性はE-E-A-Tの4要素のうち最も重要で、これがなければ残りの3つはほとんど評価されません。

YMYLトピックとは、お金、健康、法律、安全に関わる分野です。この分野では、信頼性のページがないことは致命的です。Googleのアルゴリズムは、信頼性を確認できない情報源の評価を下げるように訓練されています。一般的な商用サイトや情報サイトでも、ブランドの印象とコンバージョン率の面で、これらのページは効果があります。

E-E-A-Tの要点

2022

4つ目のEが加わった年

GoogleはE-A-TをE-E-A-Tに拡張し、執筆者本人の直接的な経験であるExperienceを加えました

約160

QRGのページ数

Googleが公開している評価ガイドラインです。E-E-A-Tの章は特に詳しく書かれています

T

最も重要な要素

Trust(信頼性)。GoogleはE-E-A-Tの4要素のうち最も重要だと明言しています

YMYL

リスクの高いカテゴリ

Your Money Your Life:この分野のサイトは、E-E-A-Tが最も厳しく見られます

会社概要ページ:信頼性を示す最大のシグナル

会社概要ページは、サイトの公開プロフィールです。そのテーマに本物の専門性を持つ個人や組織が運営していることを示す場所になります。このページがないのは、名刺を持たずに仕事をするようなものです。できなくはありませんが、信頼は損なわれます。

執筆者名前、写真、プロフィール

実在する執筆者の名前を、役割や経歴とともに載せます。写真があると評価者の信頼が高まり、直帰率も下がります。

経験会社の沿革と実績

創業年、主なプロジェクト、数字を載せます。Googleが重視するのは経験の具体的な裏付けです。「当社が最高」ではなく、「Y社に対してXを実現した」と書きます。

専門性資格、認証、公開実績

資格・認証、メディア掲載、業界の刊行物へのリンクを載せます。外部からの裏付けが多いほど、権威性のシグナルは強まります。

リンクSNSと外部プロフィール

LinkedIn、GitHub、業界のディレクトリなどです。外部の情報源でE-E-A-Tの輪が閉じ、Googleが運営者の身元を確認しやすくなります。

会社概要ページには、Schema.orgのOrganizationまたはPersonの構造化マークアップを直接追加します。Googleがナレッジグラフ上で組織を正しく識別し、ナレッジパネルに表示する助けになります。

json
{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": ["WebPage", "AboutPage"],
  "name": "About — Example Agency",
  "url": "https://example.com/about",
  "description": "We are an SEO team with 10 years of experience.",
  "about": {
    "@type": "Organization",
    "name": "Example Agency",
    "url": "https://example.com",
    "logo": "https://example.com/logo.png",
    "foundingDate": "2014",
    "sameAs": [
      "https://www.linkedin.com/company/example",
      "https://twitter.com/example"
    ]
  }
}
["WebPage", "AboutPage"]という型の配列はエラーではありません。ページの種類と目的を組み合わせるための推奨される書き方です。GoogleはAboutPageを認識し、情報源の信頼性を評価するときに考慮します。

お問い合わせページと法的ページ

お問い合わせページは、実際に連絡が取れることを示します。Googleとユーザーの双方に対する、信頼の基本的なシグナルです。法的ページ(プライバシーポリシー、利用規約)は、YMYLサイトとECサイトでは必須です。GDPRやCCPAなど、多くの法域で法律上も義務づけられています。

ページ主な内容E-E-A-Tへの影響
お問い合わせメールアドレス、電話番号、住所、問い合わせフォーム、返信までの目安信頼性 ↑↑
プライバシーポリシー収集するデータ、利用目的、ユーザーの権利信頼性 ↑↑
利用規約利用条件、責任の範囲、キャンセルポリシー信頼性 ↑
Cookieに関する通知Cookieの種類、同意の管理、設定信頼性 ↑
法的情報/運営者情報登録番号、法的な所在地(事業者向け)権威性 ↑

お問い合わせページには、Schema.orgのContactPageマークアップを追加します:"@type": ["WebPage", "ContactPage"]。実店舗やオフィスがある場合は、PostalAddressとGeoCoordinatesで拡張します。ローカルSEOの強いシグナルになります。

プライバシーポリシーの重要性は、E-E-A-Tにとどまりません。Google AdSense、Google Analytics 4、そして多くの広告ネットワークやCRMプラットフォームが、ポリシーの掲載を求めています。ポリシーがない、または不十分な場合は、コンプライアンス審査でアカウントが停止されることがあります。

SEOのための技術的なページ

ユーザーはほとんど目にしないものの、Googlebotは定期的に訪れるページがあります。これらはクロール効率、インデックス登録、ユーザー体験の質に影響します。多くのサイトは公開時にこれらを省き、何年も気づかないまま価値を失っています。

  • カスタム404ページ。ナビゲーションのないサーバー標準のエラーページでは、直帰率が急上昇します。メニューと検索ボックスを備えたカスタム404ページなら、ユーザーをサイト構造に戻せます。
  • HTMLサイトマップ。 XMLサイトマップと同じ内容を、人が読める形にしたものです。カテゴリ階層が大きい、深い構造のサイトで特に役立ちます。
  • 孤立ページ。内部リンクが1本もないページは、実質的に存在しないのと同じで、クロールバジェットも割り当てられません。Screaming Frogなどのツールで見つけます。
  • サイト内検索ページ。大規模サイトでは、検索フォームと検索結果ページはUXの必須要素です。検索を使うユーザーは、見て回るだけのユーザーの2〜3倍の割合でコンバージョンします。

カスタム404ページは、必ずHTTPステータスコード404または410を返します。200は返さないでください。存在しないURLに200を返すページは「ソフト404」で、Googleは内容の薄いコンテンツとして扱い、インデックスから外すことがあります。

bash
# Check the HTTP status code of your 404 page:
curl -o /dev/null -s -w "%{http_code}\n" https://example.com/non-existent-page

# Expected result: 404
# If you see 200 — it is a soft 404, fix it in your server or framework config

ページ別チェックリスト

必要なページを優先度別にまとめました。「最重要」は、そのページがないとE-E-A-Tの評価や商業的な可能性が直接下がることを意味します。

強いE-E-A-Tシグナルに必要な5つのページ。
ページ優先度SEOへの影響
ホームページ最重要ブランド名クエリ、ナビゲーションの起点
会社概要最重要E-E-A-Tの信頼性と権威性
お問い合わせ最重要E-E-A-Tの信頼性、ローカルSEO
プライバシーポリシー最重要信頼性、広告プラットフォームの要件
サービス/商品最重要商用トラフィック
カスタム404高UX、クロールバジェット
HTMLサイトマップ中深い階層のページのインデックス登録
利用規約中YMYLとECサイトでの信頼性
Cookieポリシー中法令遵守(GDPR)
FAQ/ヘルプ中目に見える形での回答と読者のサポート
法的情報/運営者情報中事業者の権威性
検索ページ低大規模サイトのUX
インデックス登録の簡易チェック:Googleでsite:example.com aboutやsite:example.com contactを検索します。ページが表示されない場合は、robots.txtにDisallowルールがないか、ページのソースにnoindexタグがないかを確認します。
会社概要やお問い合わせページは、検索順位に直接影響しますか?
会社概要やお問い合わせページは、読者が運営者と連絡先を確認する助けになります。特に信頼が重要な場面では、透明性を示す有用なシグナルです。ただし、GoogleはE-E-A-Tのスコアも、これらのページの有無に関する直接のランキングルールも公表していません。
小さなブログにもプライバシーポリシーは必要ですか?
はい。Google Analyticsや広告ネットワークを使っている場合や、購読フォームのメールアドレスを含め、ユーザーのデータを収集している場合は必要です。GDPRやCCPAなどの法律が求めています。GoogleもE-E-A-TのT(信頼性)を評価するとき、プライバシーポリシーの有無を考慮します。
FAQページはSEOやE-E-A-Tに役立ちますか?
FAQは、実際の疑問に、目に見える正確な情報で答えるときに役立ちます。特定の表示を狙って追加するものではありません。FAQマークアップや信頼性のシグナルが、検索結果での表示やランキングへの効果を保証するわけではありません。
会社概要とお問い合わせページはXMLサイトマップに入れるべきですか?
はい。どちらも含め、priorityは0.8〜1.0にします。内容を更新したらlastmodも更新してください。再インデックス登録が早まり、これらのページをサイトにとって重要だと考えていることがGoogleに伝わります。
すでに公開しているサイトに、これらのページがない場合は?
段階的に作ります。まず、E-E-A-Tへの効果が最も大きい会社概要とお問い合わせから始めます。次に、プライバシーポリシーとカスタム404を追加します。各ページを作ったら、XMLサイトマップに追加し、Google Search Consoleからインデックス登録をリクエストします。通常、最初の効果は2〜4週間で現れます。

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