リサーチはページ計画の手法
キーワードリサーチは、人が検索するときに使う言葉を集め、ページ計画の判断につなげる作業です。キーワードは言い回しの根拠であり、ページを作れという指示ではありません。役に立つ単位は、課題と想定読者が共通で、それに答えられる遷移先がありそうなクエリグループです。
出発点は、すでにわかっている商品、サービス、問題、顧客の質問です。これをシードとして、検索候補、自社の検索データ、範囲を絞ったツールで広げます。計測値には必ず、データソース、地域、期間、マッチタイプを添えて残します。大まかな検索頻度は語彙の発見には役立ちますが、正確な需要ではなく、別の市場の値を流用することもできません。
根拠を集めて絞り込む
各語句を課題で分類します。知りたい、比較したい、買いたい、問題を解決したい、特定のサイトへ行きたい、近くで探したい、のいずれかです。次に、重複、課題が変わらない表記ゆれ、どのページも誠実に応えられない語句を取り除きます。ここで、リサーチはボリュームの書き出しから、編集上の判断になります。
実践例を挙げます。あるグループに「選び方」「比較」「ブランドの型番」が含まれているとします。前の2つはガイドと比較基準が必要かもしれません。型番は、商品ページかサポートページが遷移先になるでしょう。3つを1ページに押し込むと、誰にとってもあいまいな答えになります。
クエリを現実的なページに対応づける
残した各グループは、既存の正規ページ、十分な素材がある新規ページの案、または「作らない」と明示した判断のいずれかに対応づけます。最終的な状態が重要です。空のカテゴリーや内容の薄いランディングページは、リサーチの成果ではありません。主たる検索意図、補助する語句、範囲、その遷移先にする理由を記録します。
重要なグループは、実際の検索結果の一部で検証します。検索結果の形式や上位のページから、そのクエリが情報収集型か、商用か、ローカルか、混在かがわかります。需要と既存ページの棚卸しと並ぶ根拠として使い、競合の文章をそのまま写したり、競合のページ数を目標と見なしたりしないでください。
検証と限界
よくある間違いは、リストをボリューム順に並べて、上から公開していくことです。需要、地域、検索意図、事業の対応力、コンテンツの根拠、既存URLのカバー範囲のすべてが優先度を左右します。