クエリ分類

クエリ分類は、検索クエリを検索意図、トピック、事業上の役割でグループ化し、役立つ各クラスターを適切なページやアクションに対応づける作業です。

意味と範囲

クエリ分類は、検索語句を3つの軸で整理してグループ化する作業です。検索者が何を求めているように見えるか、どんなトピックを挙げているか、そのニーズを満たせるページがどんな種類か、の3つです。よく使うラベルには、情報収集型、ナビゲーション型、商用の比較検討型、取引型があります。ただし、ラベルが役に立つのは、スプレッドシート上の分類で終わらず、編集や商品の判断につながるときだけです。

クエリ分類の主な関係を示した図です。

確認の方法

ラベルを付ける前に、実際の検索結果とクエリの言葉を読みます。商用に見える語句でも、ガイド、ローカルの掲載、商品カテゴリーが表示されることがあります。ボリュームが小さい語句が、取り上げる価値のある具体的な問題を示していることもあります。検索結果は変わるため、判断には、クエリ、ロケール、デバイスの条件、根拠を取った日付を添えて残します。

  1. 重複、表記ゆれ、サイトの実際の想定読者から外れた語句を整理する。
  2. 語が共通しているかどうかだけでなく、共通の疑問や課題を軸に語句をまとめる。
  3. 代表的な検索結果を確認し、想定されるページ形式と、すでにある競合する検索意図を記録する。
  4. 対応できる各クラスターを、運用中の1ページ、十分な範囲を持つ計画中のページ、または「作らない」と明示した状態のいずれかに対応づける。
  5. 在庫、検索結果、ユーザーの言葉が変わったら、分類を見直す。

実践での判断

分類は、正反対の2つの失敗を防ぐために使います。関連の薄い語句から内容の薄いページを量産することと、性質の違う疑問を1ページに押し込んでどちらにも答えきれなくなることです。カタログなら、ランディングページを作る前に、在庫がその検索意図に応えられるかを確認します。編集コンテンツなら、執筆に入る前に、読者の判断や課題をブリーフに書きます。

限界とよくある間違い

検索意図は、根拠に基づく解釈であり、キーワードに固定でひもづく事実ではありません。商用の修飾語が含まれているだけで、そのクラスターを取引型と呼ばないでください。優先度を、検索頻度だけで決めるのも避けます。分類はページの判断を支えるものであり、検索順位や需要を予測するものではありません。

FAQ

クエリ分類とキーワードクラスタリングは同じですか?
いいえ。クラスタリングは関連する語句をまとめる作業で、分類はそのグループに目的、検索意図、使える遷移先を割り当てる作業です。
すべてのクエリをページにしますか?
いいえ。ページを作るのは、その検索意図に対して、サイトが独自で有用な答えや在庫を用意できる場合だけです。
分類の前に検索結果を確認するのはなぜですか?
検索結果を見ると、検索エンジンがそのクエリを現時点でどう解釈しているかがわかります。語句だけでは見落とす検索意図も見えてきます。