NewsArticle:ニュース報道の構造化データ

ニュース記事を、見出し・公開日・著者・画像など、ページに表示されている編集上の事実に沿ってマークアップするためのSchema.orgのタイプです。

ニュース記事を、見出し・公開日・著者・画像など、ページに表示されている編集上の事実に沿ってマークアップするためのSchema.orgのタイプです。

判断と境界

NewsArticleは、ニュース記事を表すSchema.orgのサブタイプです。headline、datePublished、dateModified、author、image、publisherなどの編集上の事実を、ページに表示されている場合に記述します。時事ネタに触れたページ全般に付けるものではなく、ブログ記事がニュースの発行元になるわけでもありません。表示されている文書に最も合うタイプを選び、記事の更新に合わせて値を保守します。

ページに表示された事実を、それを表す構造化データのプロパティに対応づけた図です。

確認するポイント

まず、レンダリングされた記事を読者の目で読みます。見出し、署名、公開日と更新日、画像、発行元の情報が表示されていて、互いに矛盾していないか確認します。次に、ページURLと画像URLを含め、レンダリング後の構造化データを確認します。テンプレートやCMSを変更したあとは、公開中のページから一部を選んで検証します。解析エラーと、任意項目の対象条件に関する警告は区別します。

実装の進め方

NewsArticleを選ぶのは、ニュースを報じるページだけです。フィールドは、ページにも表示される編集データから生成し、日付を別のデータへ手作業で写すことは避けます。日付はISO形式で正確に記述し、画像は公開システムの表示要件を満たすものを使います。最終的なマークアップをテストし、記事を修正したときに表示内容と構造化データの両方が更新されるよう、改訂の手順を整えておきます。

よくある誤りと計測の限界

よくある誤りは、表示面の機能を狙って、実際には普遍的な解説や商業ページにNewsArticleを選ぶことです。内容を改める訂正をしたのにdateModifiedが古いまま、という誤りもあります。構造化データは、事実に基づく編集の記録を明確にするためのもので、権威を演出するためのものではありません。有効な構造化データがあっても、リッチリザルトやニュースへの掲載は保証されません。

マークアップの具体例 報道機関が9時に記事を公開し、14時に事実関係の重大な誤りを訂正したとします。記事には正しい公開日を表示し、編集上適切であれば更新日も表示します。NewsArticleのデータは、同じフィールドから生成します。ページの見出し、著者、画像、canonical URLが、構造化データに記述される事実になります。CMSの既定値として、サイト所有者を著者にするといった設定は、表示されている編集上の記録の代わりにはなりません。

チェックの基準 公開後は、エディターのプレビューではなく、レンダリング後のソースを確認します。NewsArticleのグラフを解析し、必須フィールドをすべてページと照合し、参照している画像にアクセスでき、記事に合っているかを確かめます。テンプレートを更新したあとは、一部を選んで見直します。1本の記事が有効でも、すべてのカテゴリや著者のテンプレートが正しい証明にはならないからです。外部のニュース検索への掲載は別の話として扱います。有効な構造化データは対象になるための1つのシグナルであり、申請や表示の保証ではありません。

よくある誤り 検索での特別な扱いを狙って、普遍的なガイド、販売ページ、転載したプレスリリースをNewsArticleにマークアップしないでください。内容を改める更新をしたあとも古いdateModifiedを残したり、読者が特定できない著者を追加したりしないでください。スキーマの語彙は、すでに公開している編集上の文書を記述するためのものです。ページ自体が裏づけられない評判のシグナルを作るためのものではありません。

FAQ

ブログ記事はすべてNewsArticleにしますか?
いいえ。ページに表示されている文書の内容に合ったSchema.orgのタイプを使います。NewsArticleはニュース報道用で、宣伝ページや普遍的な内容のページには向きません。
マークアップの日付はページと一致させる必要がありますか?
はい。公開と更新に関する情報は、ページに表示された編集上の事実と一致させ、記事を更新したら保守します。
NewsArticleで検索機能での表示は保証されますか?
いいえ。表示の対象になるか、どう表示するかは検索エンジンが判断します。マークアップはまず、正確で有効である必要があります。