ファセットにSEOの方針が必要な理由
ファセットナビゲーションでは、訪問者がサイズ、素材、色、在庫状況、価格などの属性でカタログを絞り込めます。1つの商品リストから、多数のURLの組み合わせが生まれることになります。操作の設計としては便利ですが、クロールとインデックス登録の問題を生みます。サイト側がすべての組み合わせをランディングページにするつもりはなくても、検索エンジンはリンク、フォームの操作要素、ページネーション、パラメーター付きURLを通じて、フィルターの経路を見つけることがあります。
問うべきは、フィルターが「SEOに良いか」ではなく、どの組み合わせに安定した公開の移動先を持たせるかです。Googleのファセットナビゲーションに関するガイダンスは、過剰または無限のURL空間を避け、クロールの経路を意図したものにすることに重点を置いています。繰り返し発生する目的に対応し、条件に合う在庫が十分にあり、独自の有用な説明を加えられる組み合わせは、価値あるランディングページになり得ます。それ以外は、ナビゲーションの手段にとどめられます。
フィルターURLを分類する
| 分類 | 典型例 | インデックス登録の扱い |
|---|---|---|
| 購入者向けだけの状態 | 並べ替え順、価格スライダー、一時的な複数の選択 | 訪問者には使える状態を保つ。正規のランディングページとしては示さない |
| ランディングページの候補 | 需要と十分な在庫のある、安定した属性の組み合わせ | 正規URLを1つ与え、独自のタイトルとH1、クロールの経路を設ける |
| 重複する経路 | 同じ選択で、パラメーターの順序だけが違うもの | 選んだ経路に統一するか、canonicalで示す |
| 結果が空の状態 | 対象の商品がない組み合わせ | 有用なUI状態は返すが、サイトマップやランディングページ向けの内部リンクには含めない |
分類は、URLの方針だけでなく、データモデルにも関わります。「色」は、商品が管理された値を使っているときに初めて使えます。「価格」には、明示的な区分と、範囲が重なるときのルールが必要です。複数選択が別の目的を生むのか、一時的なフィルターの状態にすぎないのかも決めます。canonicalタグでは、内容の薄い数千のパラメーターページを有用なコンテンツに変えられません。
制御を実装する
まず、分類ごとにURLのパターンを定めます。インデックス登録の対象となるランディングページへのリンクは、クロールでき、一貫した形にします。ナビゲーション専用の組み合わせは、サイトのリンク生成を見直して不要なクロール経路を減らし、プラットフォームに合ったインデックス制御を使います。インデックスに登録されたあとのページを検索結果から消すために、robots.txtに頼ってはいけません。canonicalタグ、noindexディレクティブ、ページネーション、サイトマップへの記載は、すべて同じ方針を表している必要があります。
- 属性、単位、許容される値、現在の結果件数をエクスポートする。
- 需要、在庫の厚み、独立したユーザーの目的を基準に、候補となる少数の組み合わせを選ぶ。
- 優先するURLの形を1つにし、パラメーターの順序、大文字小文字、重複したフィルターを統一する。
- ランディングページとして推進する組み合わせにだけ、独自の表示コンテンツを加える。
- ナビゲーションの状態はXMLサイトマップに含めず、無限の組み合わせを偶然生んでしまう内部リンクを取り除く。
- 単一選択、複数選択、並べ替え済み、ページネーション、結果が空の各状態から代表的なものをクロールし、ステータス、canonical、robotsディレクティブを比べる。
例:あるストアが「ステンレス製のデスクランプ」という安定したカテゴリを、商品数が多く購入の目的が明確なので推進するとします。一方、スライダーの値、並べ替え順、在庫切れの切り替えを組み合わせたURLは、購入者向けの状態であり、サイトマップに載せるページではありません。
実際の組み合わせをテストする
サーバーとブラウザーが実際に返す内容をテストします。最初のHTML、canonicalの移動先、robotsディレクティブ、ページネーションのリンク、内部リンク、結果の件数を確認します。パラメーターの順序を入れ替えた場合と、結果が空の組み合わせへの直接アクセスもテストします。方針が正しくても、JavaScriptのリンクがcanonicalの規約と異なるURLを生成したり、フィルターのボタンが意味のある結果のない200のページを返したりすれば、うまくいきません。