ページが孤立する条件
孤立ページとは、クロール可能な公開サイト内で、意味のある内部リンクが見当たらないURLです。サイトマップ、外部リンク、直接の訪問などを通じて存在が知られていることはありますが、サイトは通常のナビゲーションの経路を提供していません。そのため、発見のされやすさ、文脈、訪問者がどう到達するかの確認が弱まります。
孤立ページは、それだけでエラーとは限りません。キャンペーンページ、非公開の確認ページ、終了したURLは、意図的に除外されている場合があります。運用上の問いは、インデックスされるべき有用なページに、関連するハブ、カテゴリ、本文中の参照からの意図的な導線が欠けていないかどうかです。
一致しないURLを見つける
2種類の一覧を使います。1つ目は、公開されている開始URLからクロールし、見つかった正規URLを保持したものです。2つ目は、XMLサイトマップ、CMSの一覧、アナリティクスのランディングページ、Search Consoleのエクスポートから集めたURLです。比較する前に、ホスト、プロトコル、末尾のスラッシュ、フラグメント、クエリパラメーター、リダイレクト先を正規化します。そうしないと、同じページが複数の表記で「一致しない」と判定されてしまいます。
- 開始URLを定めて公開サイトをクロールし、完了状況または除外したものを記録する。
- サイトマップの正規URLと、そのほか宣言されているページの一覧をエクスポートする。
- 比較の前に、最終的な正規URLの形に正規化する。
- 一致しなかったURLを、意図的、重複、終了、ブロック済み、有用だがリンクなし、のいずれかに分類する。
- 有用なページには、文脈に沿った最小限の導線を追加し、再クロールして到達できることを確認する。
有用な導線を戻す
最良の修正が、サイト全体のフッターリンクになることはまずありません。次の疑問が自然に生まれるページからリンクを張ります。用語集の定義には、解説ガイドから到達できるようにします。商品カテゴリからは、本当に役立つ選び方ガイドにリンクします。ハブからは、詳細な実装ページにリンクします。アンカーがリンク先を予測できる内容か、リンク先がリダイレクトなしで直接表示されるかを確認します。
例:よく書けたガイドがサイトマップには載っているのに、ナビゲーションのリニューアルでカテゴリカードが外れたため、内部リンクがなくなったとします。関連するハブのカードを1つ戻し、本文中に文脈に沿ったリンクを2つ張れば、目に見える導線ができます。すべてのテンプレートに追加すると、ナビゲーションが煩雑になるだけで、読者が選びやすくなるわけではありません。
意図的な孤立ページ
意図的なものは記録しておき、監査のたびに再び出てこないようにします。一時的なキャンペーン、認証が必要な経路、確認画面、ページネーションの補助URL、意図的にインデックスから外したページは除外します。ナビゲーションから意図的に外しているがインデックスは可能なページは、その理由と、訪問者がどう見つける想定かを記録します。そうしないと、意図した状態なのか移行時の不具合なのか、見分けにくくなります。