VideoObjectスキーマとは
VideoObjectは、ページ上の動画コンテンツを記述するためのSchema.orgのマークアップタイプです。JSON-LDとしてHTMLに埋め込むと、Googleは動画を再生しなくても、その内容を理解できます。
VideoObjectスキーマがなくても、Googleは動画を発見してインデックスに登録できます。ただし、マークアップがあると、リッチリザルト(動画カルーセル、拡張スニペット)に表示される可能性が大きく高まります。
iframeで埋め込んだYouTube動画は、Googleが情報をYouTubeから直接受け取ります。それでも、VideoObjectスキーマは、ページの文脈を補うのに役立ちます。
VideoObjectの必須フィールド
- name
- 動画のタイトル。ページに表示される見出しと、動画プレーヤー内のタイトルに合わせます。
- description
- 動画の内容を説明するテキスト。最低1文で、2〜5文を推奨します。
- thumbnailUrl
- サムネイル画像のURL。160×90ピクセル以上で、Googlebotがアクセスできる必要があります。
- uploadDate
- ISO 8601形式の公開日(例:2026-05-26T10:00:00+03:00)。
VideoObjectの推奨フィールド
- contentUrl
- 動画ファイルの直接のURL。自社のサーバーでホストする動画では必須です。YouTubeの場合は、embedUrlを使います。
- embedUrl
- 埋め込みプレーヤーのURL(iframeのsrc)。YouTubeの場合:https://www.youtube.com/embed/VIDEO_ID。
- duration
- ISO 8601形式の再生時間。PT4M30Sは4分30秒です。スニペットに表示されます。
- expires
- 動画コンテンツの有効期限の日付。この日付を過ぎると、Googleはリッチリザルトに動画を表示しません。
- hasPart
- 動画内のクリップとタイムスタンプ(Clipスキーマ)。検索結果の「重要なシーン」(Key Moments)を表示できるようになります。
- interactionStatistic
- 視聴回数。インタラクションのタイプはUserInteraction: WatchActionです。
VideoObjectのマークアップ例
マークアップは、ページの<head>または<body>に、<script type="application/ld+json">タグで追加します。有効な最小限の例:{ "@context": "https://schema.org", "@type": "VideoObject", "name": "Video Title", "description": "Video description", "thumbnailUrl": "https://example.com/thumb.jpg", "uploadDate": "2026-05-26" }
VideoObjectで表示できるリッチリザルト
- 動画カルーセル:テーマ性のあるクエリで、検索結果に動画の結果をまとめて表示します
- 拡張スニペット:通常の検索結果に、サムネイルと再生時間を表示します
- 重要なシーン(Key Moments):動画のセクションに移動できるタイムスタンプを表示します(hasPartにClipスキーマが必要)
- ライブバッジ:ライブ配信に「LIVE」のラベルを表示します(BroadcastEventフィールド)
FAQ
サイト上のすべての動画に、VideoObjectスキーマは必要ですか?
検索で見せたい動画には、すべて推奨します。ページを補助する要素で、単独の検索価値がない動画なら、マークアップは任意です。
VideoObjectのマークアップは、どう検証しますか?
Googleのリッチリザルト テスト(search.google.com/test/rich-results)に、ページのURLまたはコードを貼り付けます。検出されたフィールドとエラーが表示されます。
マークアップが正しいのに、動画がリッチリザルトに表示されないのはなぜですか?
マークアップは必要ですが、それだけでは十分ではありません。リッチリザルトを表示するかどうかは、Googleが独自に判断します。サムネイルにGooglebotがアクセスできるか、動画ページがインデックス登録できるか、コンテンツが最新かを確認します。
YouTubeを埋め込んだ動画にも、VideoObjectスキーマを追加できますか?
はい。推奨します。GoogleはYouTube動画のデータを直接受け取りますが、自サイトのページにVideoObjectスキーマがあると、ページの文脈の理解と、動画とトピックの結びつけに役立ちます。