Speed Index

Speed Indexは、テスト実行中にページの見える部分がどれだけ速く表示されるかを推定するラボ指標です。値が小さいほど、おおむね速いことを示します。

Speed Indexとは

Speed Indexは、条件を固定したテスト実行で、時間とともに表示が完成していく度合いから算出します。レンダリングの進み具合を診断するのに役立ちますが、Core Web Vitalsの指標ではなく、すべてのユーザーの操作やフィールドでの体験を表すものでもありません。結果は、テスト環境、ルート、デバイスのエミュレーション、ページの状態によって変わります。

Speed Indexの主な入力、チェック、判断の流れを示した図です。

判断基準と根拠

Speed Indexは、同じ条件のラボ実行どうしの比較と、悪化の背景にあるレンダリング段階の調査に使います。スコアだけを目的に最適化しないでください。1回のテスト結果を、すべてのユーザーの体験として扱うのも避けます。

実践的な進め方

  1. 安定したURL、デバイスプロファイル、ネットワーク設定、キャッシュの状態を決める。
  2. ベースラインを計測し、レポート、フィルムストリップ、テスト日を保存する。
  3. 表示が遅れる原因を特定する。サーバーの応答、ブロッキングリソース、画像、フォント、クライアント側のレンダリングが候補になる。
  4. 仮説を立てたうえで、元に戻せる変更を1つ加える。
  5. 同じテストを繰り返す。フィールドデータがあれば、別に確認する。

確認とよくある間違い

合計のスコアだけでなく、フィルムストリップと関連するタイミング指標も比べます。フィールドデータがなければ、ないものとして記録します。ラボで改善しても、それだけではCore Web Vitalsが改善した証明にはなりません。

Speed Indexを、SEOのランキングのしきい値として扱わないでください。デバイスやスロットリング設定が違う結果を、1つの実験の結果のように比べるのも避けます。

FAQ

Speed Indexは何を測りますか?
記録したページの読み込み中に、見える部分がどれだけ速く表示されるかを表します。
Speed IndexはCore Web Vitalsの指標ですか?
いいえ。読み込み、応答性、安定性に関する該当の指標とあわせて、表示の読み込みを診断する指標として使います。