2013年に導入されたGoogleの検索システムの更新で、クエリ全体と語の関係の解釈を改善しました。サイト所有者が直接有効化したり調整したりすることはできません。
判断と適用範囲
ハミングバードは、2013年に行われたGoogleの検索アルゴリズムの変更の名前です。クエリ全体と、その中の語どうしの関係の解釈に重点を置きました。セマンティック検索の歴史的な背景であり、プラグインでも、マークアップの種類でも、サイトがオンにできるランキング要因でもありません。サイト側で操作できるのは、正確な言葉・構成・根拠によって、検索ユーザーのタスクにページがはっきり答えているかどうかです。
確認する点
クエリは、繰り返し出てくる単語ではなく、問いの内容でグループ分けします。現在の検索結果を見て、形式、エンティティ、地域・比較・価格・トラブル対応といった修飾語の意図を確認します。各グループを役立つページ1つに対応させ、該当するページがなければ、その事実を記録します。クエリのボリュームと実際のインプレッションは、別々の根拠として扱います。
実装の進め方
ページは、タスク全体を軸に書くか、書き直します。主題を定義し、読者に必要な用語を使い、制約と次の行動を示し、詳細を補うページへリンクします。語順の違いごとに、ほぼ同じページを1つずつ作るのは避けます。公開後は、レンダリング、canonicalの方針、そしてページが想定するクエリグループに対して今も明確に合致しているかを確認します。
よくある誤りと測定の限界
よくある誤りは、「セマンティックSEO」を類義語の追加やキーワード密度のことだと考えてしまうことです。ハミングバードは、根拠のない主張を正しいものにはしません。関連語を含めただけでページが評価されることもありません。コンテンツの変更がアルゴリズムの結果を生んだと主張するのも避けます。関連性、網羅性、技術的なアクセスしやすさは、それぞれ別に評価します。
コンテンツの具体例。「アクセシブルなPDFリーダーの選び方」のようなクエリを狙うページを、同じ語の並べ替えごとにほぼ同じ内容の別ページに分けてはいけません。フレーズはタスクでまとめます。互換性、アクセシビリティ機能、価格、セットアップは1つの選び方ガイドにまとめられますが、開発者向けの連携の疑問には別の行き先を用意します。検索結果を読み、今どの形式がそのタスクに答えているかを把握したうえで、ページの対象範囲を明確にします。これはコンテンツと情報設計の仕事であり、アルゴリズムの更新を切り替える方法ではありません。
公開前の確認項目。公開前に、レビュー担当者は次の3点を示せる必要があります。対象のタスクを1文で言えること。欠かせない副次的な問いを挙げられること。ページのどこでそれぞれに答えているかを示せること。見出しが表記違いの繰り返しではなく判断を伝えているか、必要な主張が最新の一次ドキュメントにリンクされているか、関連するが別のタスクが別の有用なURLへつながっているかも確認します。レンダリングされたページと内部リンクをテストします。意味の分かりやすさは、ブロックされたページ、重複したページ、リンク切れのページを補ってはくれません。
よくある間違い。根拠のないキーワードの拡張の言い訳に、ハミングバードを使ってはいけません。関連の薄いエンティティを並べると、ページが読みにくく、不正確になることがあります。「ページがハミングバードに合っている」と主張したり、編集によって検索順位が変わったと主張したりするのも避けます。Googleによる過去の説明が示すのはクエリの解釈であり、サイト所有者向けのスコアや、役に立つ信頼できるコンテンツと通常の技術的なアクセスしやすさを上回るチェックリストは公開されていません。