範囲と境界
検索順位の降格とは、ランキングシステム、技術的な障害、品質の問題、手動による対策のいずれかによって、検索での表示が減ることです。診断では、まず仕組みを特定する必要があります。
実務の流れ
影響を受けたURL、クエリのグループ、インデックス登録の状態、ディレクティブ、リリースについて、日付つきのベースラインを作ります。変動をアルゴリズムによるものと決める前に、手動による対策を確認します。影響を受けたパスをクロールし、影響のないコントロール群と比較します。
具体的な条件にペシミゼーションを当てはめる
降格の調査は、考えられる仕組みを切り分けることから始めます。たとえば、リリース後に一部のページの表示回数が減ったなら、アルゴリズムのラベルを探す前に、リリース時刻と、canonical、robots、レスポンス、レンダリングの変更を突き合わせます。変わったのがクエリや需要だけで、ページがインデックス可能なままなら、サイト全体のテンプレートを変更するのではなく、その違いを記録します。影響を受けていない、条件の合うページ群を使えば、通常の季節変動を、サイト全体の技術的な原因と取り違えずに済みます。
検証する項目
リリースの例では、影響を受けた少数のページについて、疑わしいデプロイの前後のHTML、canonicalタグ、robotsのディレクティブ、ステータスコードを比較します。そのルートがリダイレクトされている、ブロックされている、内容が大幅に薄くなっているなら、具体的な修正の対象です。シグナルが以前の状態と同じなら、慎重に調査の範囲を広げます。観測の時系列と、その説明は分けて記録します。日付が重なっているだけでは、アップデートが表示の変化を引き起こした証明にはなりません。
よくある誤り
グラフだけを根拠に、大規模な書き換え、否認、noindexの変更を行うのは避けます。