コンテンツサイロ:共通のタスクでページをまとめる

コンテンツサイロは、一つのテーマやユーザーのタスクを扱うページを、有用な内部リンクで結んだ、情報設計上のグループです。

サイロはナビゲーションのモデル

コンテンツサイロは、一つのまとまったテーマやユーザーのタスクに応えるページをグループ化し、分かりやすいハブとリーフの経路で結びます。これは情報設計のパターンです。検索順位のスイッチでも、単なるディレクトリ名でもありません。有用なサイロでは、広いページから入り、より絞った疑問を選び、検索に頼らずに広い文脈へ戻れます。

たとえば技術系のサイトなら、インデックス制御のハブを置きます。その下に、robotsディレクティブ、正規URL、サイトマップ、ステータスコードの支えとなるページを置き、各トピックの下により深い例を置きます。これらのページは互いに置き換えられません。ハブは判断の領域を説明し、用語集のページは用語を定義し、ガイドは実装方法を示します。すべてのページが同じ答えを繰り返していれば、サイロは重複を階層の中に隠しているだけです。

コンテンツサイロ(共通のタスクでページをまとめる)の主な入力、チェック、判断の流れを示した図です。

ハブとリーフを設計する

実際のタスクと現在のページ一覧から始めます。ページをグループ化するのは、訪問者に伝わる一文で関係を説明できる場合だけです。次に、ハブに置くもの、独立したリーフページに値するもの、他のページのセクションにとどめるものを決めます。Googleのヘルプフルコンテンツに関するガイダンスは、ユーザーを第一にした整理を支持しています。階層の数やページ数を一定に定めているわけではありません。

構造の要素固有の役割必要とする根拠
ハブページ訪問者を方向づけ、サブトピックを比較する関連する複数の疑問に、共通の出発点が必要
リーフページ一つの絞った疑問に、完全に答えるトピックに固有の手順、例、制約がある
文脈に沿ったリンク本当に関連するタスクの間を移動する元の文が、次のページが役立つ理由を説明している
サイロをまたぐリンク二次的でも有用な関係をつなぐサイト全体の指標ではなく、今の読者の役に立つ

計画の具体例を挙げます。サイトに「robots.txtの書き方」と「noindexとは何か」という別々のページがあるとします。ハブでクロールとインデックス登録の違いを紹介し、その両方へリンクできます。HTTP 410のページは、恒久的な削除を説明する箇所で、インデックス制御のハブへ相互リンクしてもかまいません。ただし、SEO用語にはリンクがもっと必要だからという理由だけで、そこに置いてはいけません。

主な経路は、ハブから支えとなるページへ向かい、またハブに戻る流れにします。内部リンクのアンカーテキストは、リンク先の利点を示す説明的なものにします。サイロをまたぐリンクが有効なのは、読者の次の疑問が実際に境界をまたぐときです。たとえば、パフォーマンスのトラブルシューティングから、レンダリング構造へリンクする場合があります。判断基準は、その場での関連性です。図がきれいに区切られて見えるかどうかではありません。

  1. 現在のページについて、ユーザーのタスク、正規URL、既存の内部リンク(このページへのリンク)を一覧にします。
  2. 複数の異なる支えとなる疑問があるテーマを軸に、ハブの候補を書き出します。
  3. 提案する各リーフに固有の目的を割り当て、ページにするか、セクションにとどめるか、不要かを決めます。
  4. レンダリングされたコンテンツに、ハブからリーフ、リーフからハブへのリンクを追加します。相互リンクは、読者にとっての利点が明確な場合だけ加えます。
  5. ハブのURLからクロールし、インデックス登録できる各リーフに、短く直接の経路があること、矛盾するcanonicalやナビゲーション経路がないことを確認します。

構造をテストする

サイロが機能しているのは、読者が入口のページから行き止まりなしに具体的な答えへ移動でき、クロールでも同じ経路を発見できる状態です。孤立ページ、重複したtitleタグやほぼ同じセクション、リダイレクトを経由するリンクを見直します。図を完成させるためだけに、内容の薄いページを作ってはいけません。文書化した「作らない」という判断のほうが、固有の答えがないページより役に立つことがよくあります。

トピックを硬い仕切りで閉じ込めるのは避けます。文脈に沿った相互リンクは、目の前のタスクに役立つなら有用です。無差別なテンプレートリンクは役に立ちません。

FAQ

サイロはURLのフォルダーと同じですか?
いいえ。フォルダーは整理に役立ちますが、サイロを定義するのは、ページごとの異なる目的と、その間の有用なナビゲーションです。
サイロをまたぐリンクは、禁止すべきですか?
いいえ。次のページが、今の読者に本当に関連する場合に使います。文脈のない、テンプレートによる大量のリンクは避けます。
サイロは、どうテストしますか?
ハブページからクロールし、レンダリング後の内部ルートを確認します。各リーフページに固有の目的があるかを見て、孤立したままのページや重複しているページを特定します。