Search digest2026年5月

Googleが生成AI検索のガイダンスを公開し、FAQのリッチリザルトを終了。優先ソースはAI関連の面にも広がりました。

Issue 62分で読めます2 primary sources

5月は、生成AI検索に関するドキュメントが変わり、おなじみの拡張表示が1つ終了しました。対応の方針は2つです。元になる情報と計測の進め方を改善します。FAQのリッチリザルトの表示を前提にした計画は外します。

製品の変更

Googleが生成AI検索のガイダンスを公開

5月15日、Googleは、検索の生成AI機能に向けてコンテンツを最適化するための資料を公開しました。価値があり、独自性があり、代替の利かないコンテンツを重視しています。ローカル、ショッピング、画像、動画のコンテンツも対象です。AEO/GEOについてよくある誤解や、AIエージェントに関する初期のガイダンスも扱っています。Googleは、従来のSEOの手法が基礎であり、置き換えられるものではないと位置づけています。このガイドは、コンテンツの品質と事実の明確さの優先順位を決めるのに役立ちます。AI機能への掲載を保証する手順ではありません。

新しいガイダンスは、コンテンツの品質とアクセシビリティのチェックリストとして使います。ページがAIの回答で引用される、または表示されるという主張には使わないでください。

製品の変更

GoogleがFAQのリッチリザルトを終了

Googleの5月の変更履歴によると、FAQのリッチリザルトは5月7日からGoogle検索に表示されなくなりました。FAQのリッチリザルトのドキュメントは、6月に削除されました。影響を受けるのは検索結果での見せ方です。読者にとって、構造のよいFAQの価値は変わりません。質問は、ユーザーの実際のニーズに答えるものだけを残します。終了した見た目のためだけに、FAQのマークアップを維持する必要はありません。

GoogleがFAQのリッチリザルトの表示を終了しても、役に立つ質問はページに残せます。

製品の変更

優先ソースがAIモードとAIによる概要に展開開始

5月27日、Googleの変更履歴に、優先ソースがAIモードとAIによる概要で使えるようになったと記載されました。あわせて、Google検索の生成AIによる回答にもスパムポリシーが適用されることが明確になりました。パブリッシャー向けの新しい近道ができたわけではありません。サイトとして長続きする対応は、正確で独自の公開情報を保つことです。生成AIの面だからといって、通常の検索ならポリシー違反になる手法に手を出してはいけません。

残すものやめるもの
実際の裏付けがある、読者向けのFAQの回答FAQのリッチリザルトの表示を約束する計画。
独自で、出典が明確な元の情報引用されることだけを狙った、代替の利く自動生成ページ。
Search Consoleとページ単位の実装チェック成功の指標としての、AEO/GEOの単一スコア。

対応

自社サイトで確認すること

  • リッチリザルトを狙う目的だけでFAQスキーマがあるページを探します。表示される読者への価値に応じて、残すか削除するかを決めます。
  • FAQ、商品の詳細、ローカル情報が、レンダリング後のページとソースデータに一致しているか確認します。
  • AI検索に関する提案を、通常のスパムポリシーと有用なコンテンツの基準に照らして見直します。
  • AI機能が使えるかどうかと、引用の観測結果を、トラフィックや順位の指標とは別に記録します。

Sources