Search digest2026年4月

Googleが3月のコアアップデートを完了し、バックボタン乗っ取りをスパムポリシー違反と明記。優先ソースも拡大しました。

Issue 52分で読めます3 primary sources

4月は、Googleが確認したランキング更新の展開が1件完了し、ブラウザ操作に関する具体的なポリシーが加わりました。対応は3点です。完了した更新を注釈として記録し、実際のナビゲーション動作をテストし、生成AI検索の機能はランキングの話と切り分けます。

カレンダー

Googleが3月のコアアップデートを完了

GoogleのSearch Status Dashboardは、2026年3月のコアアップデートを4月8日に完了と表示しました。更新の開始は3月27日です。4月に終わったのは3月の展開であり、4月に別のランキング更新があったわけではありません。完了日は分析の区切りとして使います。コンテンツやテンプレートを変更する前に、大きな変動をクエリ単位とランディングページ単位で調べます。

2026年3月27日開始

Googleが2026年3月のコアアップデートを公開済みとして掲載しました。

展開の開始
2026年4月8日完了

Search Status Dashboardが展開の完了を表示しました。

分析の区切り
コアアップデートの期間中に検索順位が動いても、観測した事実にすぎません。ページ内の特定の変更が原因だとは言えません。

対応

バックボタン乗っ取りがスパムポリシー違反と明記

4月13日、Googleは、バックボタン乗っ取りを悪意のある行為に関するスパムポリシーに追加しました。ブラウザの履歴に干渉し、ユーザーがすぐ前のページに戻れなくする行為です。たとえば、求められていないページや広告を遷移の途中に挿入します。適用開始は6月15日です。Googleは、サイト所有者が原因のコードを削除または無効化する猶予を設けるとしています。ライブラリや広告プラットフォームが持ち込んだコードも対象です。

バックボタンの安全性:ブラウザの履歴で、訪問者が実際に離れたページへ戻れることをテストします。
テストする経路期待する結果
通常の戻る操作求められていない遷移先を挟まず、直前のページに戻ります。
サードパーティのスクリプト紛らわしい履歴を追加したり、ブラウザの操作を横取りしたりしません。
修正後影響のあったブラウザとデバイスで再テストし、デプロイしたバージョンを記録します。

製品の変更

優先ソースがGoogle検索の全言語に拡大

Googleの4月のドキュメント更新によると、優先ソース機能がGoogle検索を提供するすべての言語で使えるようになりました。これは読者が好みのソースを選ぶ機能です。サイト運営者の参加プログラムではなく、表示を保証するものでもありません。出典の明示、クロールのしやすさ、通常の編集上のリンクの代わりにもなりません。サイト所有者がやるべきことは、ソースとなるページを識別しやすく、アクセスしやすい状態に保つことです。優先を促すシグナルを作り出そうとする必要はありません。

対応

自社サイトで確認すること

  • 順位の確認とSearch Consoleのレビューで、3月27日から4月8日までに注釈を付けます。対応する前に、クエリ、ランディングページ、技術面、需要の変化を切り分けます。
  • 主要な集客経路とコンバージョン経路で、ブラウザの戻る操作を試します。広告や同意管理のライブラリを読み込む経路も含めます。
  • 履歴APIを呼び出すスクリプトと、戻る操作の後にナビゲーションを変更するスクリプトを洗い出します。適用開始日までに、紛らわしい動作を取り除きます。
  • 読者にとって、ソース、著者、ページの正体が明確な状態を保ちます。優先ソースを新しいランキングシグナルとして扱わないでください。

Sources