Search digest2026年3月
Googleがグローバルなスパムアップデートを実施し、コアアップデートの展開を開始。クロールのバイト数がレンダリングを制約する仕組みも解説しました。
In this issue
3月は、性質の異なる2つのランキング更新と、クロールの実装に関する解説がありました。日付と対象範囲は分けて考えます。完了したグローバルなスパムアップデートと、4月まで続いたコアアップデートは、別の出来事です。
3月の変動を、1つの原因にまとめないでください。ページとクエリを、それぞれの更新の期間に照らして確認します。そのうえで、インデックス登録、技術面、需要の変化の可能性を除外します。
製品の変更
グローバルなスパムアップデートが完了
Googleは2026年3月のスパムアップデートを、3月24日の太平洋時間12:18に開始しました。対象は全世界、全言語で、ステータスダッシュボードでは3月25日に完了と表示されました。スパムの更新は、ポリシーを適用する出来事です。対策は、違反している行為をなくすことです。一般的なコンテンツの微調整を追いかけても意味がありません。一次情報
製品の変更
3月のコアアップデートが開始
Googleは2026年3月のコアアップデートを3月27日に開始し、展開に最大2週間かかる可能性があると説明しました。3月末の時点でも展開中で、4月8日に完了しました。Googleの展開記録を参照してください。
3月24〜25日スパムアップデート
全世界で開始し、翌日に完了しました。
全言語3月27日コアアップデート
開始。完了は4月の記録に含まれます。
最大2週間対応
Googlebotがバイト数の上限を解説
3月31日に公開されたGoogleのクローラーに関する解説によると、GooglebotはPDFを除き、個々のURLにつき最大2 MBを取得します。重要なメタデータ、リンク、canonicalタグ、構造化データは、HTMLの前半に置くよう推奨しています。クローラーが取得していないバイトは、レンダリングでも実行できません。一次情報を参照してください。
| チェック | 理由 |
|---|---|
| HTMLレスポンスのサイズと順序 | 重要な検出シグナルとcanonicalのシグナルを、取得される範囲の外に置かないようにします。 |
| 外部のJavaScriptとCSS | リソースはそれぞれ別に取得され、個別の制約があります。 |
| サーバーログとレスポンスの健全性 | サーバーがバイトを返すのに苦労していると、クローラーは頻度を下げることがあります。 |
対応
自社サイトで確認すること
- 観測した変動を、該当する更新とその完了期間に対応付けます。
- ポリシー上の注意が必要なテンプレート、リダイレクト、プログラムで生成したページに、スパムのリスクがないか監査します。
- 生のHTMLのサイズを調べ、重要なメタデータ、canonicalリンク、構造化データを前半に置きます。
Sources
- 2026年3月のスパムアップデート — Google Search Status Dashboard (March 24, 2026)
- 2026年3月のコアアップデート — Google Search Status Dashboard (March 27, 2026)
- Googlebotの内側:クロール、取得、処理するバイトの仕組み — Google Search Central (March 31, 2026)